もちろんMACBETHの新作や未発表作品も下準備中です。

更に、1980～90年代初頭まで活動していたバンドの音源もリマスタリング予定です。こちらは来春からになると思います。

なにしろ一人で行なう作業ですし、１曲ごとに非常に細部まで神経を使う作業なので、手一杯な部分も多々あります。

基本デスクワークなので、そりゃもう～肩も首も腰も痛くなりますww　痛み止めは必需ですね。

なので、ある程度優先順位を決め、計画的に進めています。

さて、作曲・編曲・ミックス・マスタリングの他に、私はリビルド（再構築）という工程も行なっています。

現在リリース中の「ロングヴァージョン」や「アナザーヴァージョン」というのがソレにあたります。

映画・ドラマのDVD・ブルーレイ等で言うところの「ディレクターズカット版」だといえます。

コレは制作者である私自身の「感性と腕の見せどころ」なので、ものすごい時間を費やして完成させています。

因みに、2016年に発表したGRACEの3曲もリビルドといえます。

リミックス版との違いは、リビルドは作曲者として、またはミュージシャンとして「そもそも自分はこういう風にアレンジしたかった」「こういう風に表現したかった」という「そもそも～」の想いを「形」にしていくものです。

どの曲にも言えることですが、曲が出来上がった当初、スタジオリハやLIVEでは様々なアレンジを試していたことがありました。そんな中でインパクトの強いアレンジは、実は自分の脳内にず―――――――っと記憶として残っていました。

またある時は、今に通じるアレンジを思いついても周りに受け入れてもらえないことも多々ありました。

それ等は、どんなに時が流れても記憶から消えることがありませんでした。

これはもう神様に「そのアレンジを追及しろ・追及すべきだ」と言われてるようなもんです。

おそらく世に出ている「ディレクターズカット版」に込める映画・ドラマ監督の想いも、ソレに近いと思います。

リビルド作品も今後どんどん増えていきますので、ぜひ聴いて頂きたいです！！